絵と本

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The Savoy Cocktail Book〈2〉

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1937年刊(UK)の本扉裏。

ランボールドの装画の下の言葉は、
哲学者、ヘンリー・アルドリッチ。

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"If all be true that I do think,
There are five reasons why men drink,
Good wine, a friend, or being dry,
Or lest we should be by-and-by,
Or any other reason why."

私の考えに間違いがなければ、人が酒を飲む理由は5つある。
いいワインがあるから、友がいるから、のどが渇いたから。
あるいは、来るべき未来を恐れるから。
あるいは、これ以外のどんなことであれ、理由をつけては
酒を飲む。

Henry Aldrich (1647-1710)

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1990_savoy_s

1990年に再販された、英語版は
中面にあるランボールドのイラストで装丁されている。
日本語版は、2002年に発行。

カクテルやお酒に関する文献は、世の中にごまんとある。
「カクテル・ブック」と呼ばれる本もまた様々。
それらの中には、プロフェッショナル・バーテンダーのバイブル
と呼ばれる本があり、酒の肴となる本もあり、
酒を飲まない人をも酔わせる本もある。
「The Savoy Cocktail Book」は、その代表的な1冊。

なぜ、「代表的」な1冊なのか。
1889年にオープンしたロンドンの「HOTEL SAVOY」。
設立当時からヨーロッパ随一の社交場として有名になり、
世界中の人を魅了してきた。
このホテルには、伝説の名バーテンダー、ハリー・クラドックがいた。
彼は、1930年に、この「The Savoy Cocktail Book」を著した。
カクテル・レシピの「原典」としても、未だに世界中の
プロフェッデョナル・バーテンダーに愛され続けている。

「カクテルレシピに関する書籍」としては、もっとも古い。
「カクテルブックの古典中の古典」とも言われているが
テクニックの本ではない。
それらのことが、「代表的な1冊」の所以。

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